共通テストを受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。 まずは、今日まで走り抜いてきた自分をしっかりと労ってあげてください。

しかし、受験生にとって共通テストは「ゴール」ではなく、本当の勝負が始まる「スタートライン」です。ここから国公立大の2次試験、そして私立大学の本番まで、残された時間はあとわずか1ヶ月。

この「共通テスト後の1ヶ月」をどう過ごすかで、1年間の努力が報われるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

本記事では、2026年度の最新スケジュールに基づいた「共通テスト後にやるべきこと」を完全ガイドとしてまとめました。


1. 共通テスト直後にすべき「攻め」のルーティン

試験が終わった解放感でゆっくりしたい気持ちになりがちです。

もちろん、疲れが溜まっている場合は必ず体調を最優先に!

その後、「情報戦」を制するために以下の3つのステップを最速でこなしましょう。

① 共通テストの自己採点は「2日目終了後」に一気に行う

自己採点は必ず全日程が終了してから行いましょう!
※絶対に、1日目にしないように!メリットがほぼないです!

  • 注意点
    • 1日目の夜に自己採点をしてしまうと、結果が良くても悪くても2日目の集中力に悪影響を及ぼします。
  • 方法
    • 各予備校(河合塾・東進・ベネッセなど)が公開する解答速報を活用します。2026年1月19日(月)の新聞各紙にも掲載されます。

② 共通テストリサーチへの提出(1月19日・20日)

自己採点の結果を各予備校の「共通テストリサーチ(判定サービス)」に提出します。
このリサーチをもとに皆さんの立ち位置が見えてくるため、非常に重要です。

  • 現役生: 学校で一括提出することが多いです。
  • 浪人生・独学生: オンライン(河合塾「バンザイシステム」など)から個人で必ず提出しましょう。
  • 2026年度の重要日程: バンザイシステム等の判定公開は1月21日(水)午後の予定です。

③ 判定結果を「冷静に」分析する

判定(A〜E)はあくまで「共通テスト時点での立ち位置」に過ぎません。

  • A・B判定: 油断は禁物です。2次試験の配点比率が高い場合、逆転されるリスクは十分にあります。
  • D・E判定: 諦めるのはまだ早いです。「2次逆転」が可能な配点比率の大学はないか、プロの視点で再検討する価値があります。

2. 国公立・私立別:出願校の最終決定と戦略

共通テストの結果を受け、当初の予定通りに出願するか、それとも変更するかを判断する「運命の1週間」が始まります。

国公立大学:2次逆転の可能性を見極める

国公立大2次試験の出願期間は、2026年1月26日(月)〜2月4日(水)です。

ここで重要なのは「共通テストと2次試験の配点比率」です。

  • 共通テストが失敗しても、2次試験の配点が圧倒的に高い大学であれば、これからの1ヶ月の対策次第で十分に逆転可能です。
  • 逆に、共通テストの比重が高い大学でボーダーを大きく下回っている場合は、志望校のランクを下げる(リサーチ結果を基にした安全策)検討も必要になります。

A判定であっても良い結果にならないことは往々にしてあります。

これまでの記述模試や過去問演習結果もふまえ、慎重に判断しましょう。
自分で判断できない場合、必ず学校や塾の先生に相談し、客観的な意見を聞くことが重要です。


私立大学:併願戦略の最終調整

私立大入試は2月前半に集中します。

  • 共通テスト利用入試の結果を待たずに、一般入試の過去問演習にシフトしましょう。
  • この時期、最も多い失敗は「出願の事務作業に追われて勉強時間が減ること」です。願書取り寄せや入金確認は、あらかじめリスト化して機械的に処理しましょう。

3. 【最重要】共通テスト後〜2月の「魔の1ヶ月」をどう過ごすか

様々なデータや我々の経験上、多くの受験生がこの時期に学習量・質ともに低下します。

なぜなら、共通テストという大きな目標を終え、緊張の糸が切れてしまう「共テ燃え尽き症候群」のような状況に陥ることが原因です。

記述式・2次試験への「脳の切り替え」

共通テストは「選ぶ(マーク式)」試験でしたが、2次試験は「書く(記述式)」試験です。

  • 必要な力: 知識の正確なアウトプット、論理的な思考プロセス、時間配分の管理。
  • 対策: 今日からマークシート用の勉強は一切捨て、白紙に自分の考えを書き出す練習に切り替えてください。

過去問演習の「質」を変える

「ただ解く」だけでは不十分です。

  1. 時間制限を厳守する: 本番より5〜10分短い時間で解く練習。
  2. 添削を受ける: 自己採点では記述のポイントが見えません。信頼できる講師に添削を依頼しましょう。
  3. 弱点の即時補強: 過去問で解けなかった分野を、その日のうちに参考書に戻って完璧にする。

4. なぜ「独り」での対策が危険なのか?

共通テストが終わった後の1ヶ月、学校の授業が自習になったり、塾の通常講習が終わったりして、「自分一人で管理しなければならない時間」が急増します。

この1ヶ月で成績が伸び悩む最大の原因は「学習計画の崩れ」。

  • 「今日は何をすればいいか迷っているうちに昼になった」
  • 「過去問を解いただけで満足してしまい、復習がおろそかになった」
  • 「模試の判定が不安で、集中力が続かない」

このような状態では、どんなに質の良い参考書を持っていても、合格圏内に滑り込むことはできません。
必ず事前に計画を立て、生活リズム・学習リズムを保つ工夫をして、ラスト1ヶ月を乗り越えていきましょう!


5. 「大丈夫かな…」と悩んでいるあなたへ

共通テストの結果がどうであれ、入試本番のチャイムが鳴るまで、あなたの可能性は消えていません。

また、共通テスト後こそ、最も差がつくタイミングです。

全受験生が不安になります。
しかし、その不安を「行動」に変えた人だけが、笑顔で合格通知を手にします。

残された時間はあとわずか。 後悔のない1ヶ月を過ごしてくださいね!!